包容力のある男性が好き!ってどういうことなのさ?
好きな男性のタイプを聞くと、一定の割合で「包容力のある男性」という答えが返って来ます。
あなたも聞いたことがあるかもしれませんね。
女の子にはファザコンの傾向がある子もいますが、女性が包容力のある男性を求めるのには理由があります。
日本の社会は男性社会だという現実
現代は働く女性が増えています。
安倍総理も女性の社会進出を奨励する政策を打ちだしています。
しかし男性がつくったこの社会は、女性にとって快適な環境なのでしょうか?
答えはNOです。
会社のお給料も、男性と女性では未だに格差がありますね。
イベント会場などでは女性用トイレが長蛇の列で、男性用トイレはガラガラという景色をあなたも見たことがあるでしょう。
本当に女性のためを思っている社会だとは言いがたい一例です。
イスに座った時に、男性が大きく股を開いていても違和感はありませんが、女性が同じように座っていたらどう思いますか?
あなたは何時間も膝をピッタリつけて座っていられますか?
また、女性が人生の上で最も重視するのは今でも「結婚」と「出産」ですが、日本の会社で育児休暇がきちんと取れて、職場復帰が約束されている職場がどれほどあるでしょうか?
安倍さんがいくら政策を打ち出したところで、これからも男性中心の社会はそれほど変わることはないでしょう。
人類を繁栄させたのは女性ですが、世の中の仕組みを作ったのは男性です。
目の前にある建築物も99.9%は男性によって作られてきました。
今の日本の社会は、女性目線に立ったものではありません。
このように、今の日本の社会は簡単に言うと、女性にとって生きにくい世の中なのです。
そんな社会で生きる中、女性の気持ちを理解して女性が快適に過ごせるような気遣いのできる男がモテないはずはありませんよね。
あなたにはそんな男になって欲しいと思います。
女性が求める包容力の原点は1万年前にあった
女性は男性より背も小さく非力です。
脂肪がつきやすく、運動能力も男性の方が優れています。
男女に身体的特徴の違いがあるのは、人類が子孫を繁栄させるために都合が良いからです。
1万年前の人間たちは、男(オス)たちが狩りに出かけている間、女(メス)たちは洞窟に残って子供の世話をしていました。
そうした役割分担に適した身体に、男性も女性も進化してきたのです。
その遺伝子は今も人間の身体に刻まれています。
女性がバリバリ働こうとしても、男性に比べると多くの面でハンデがあります。
さらに男が作った、女性にとって不便な社会の中で、現代の女性は常にストレスにさらされていのです。
そんな非力で体格的に劣っている女性が求めるのは、強い男性(オス)であり、自分を守ってくれる男性なのです。
自分(女性)や自分の子供の生命を守るため(子孫繁栄のため)には、自分や子供を守ってくれるオスが必要だということです。
これを現代で言えば、包容力のある男性という表現になります。
もう少し具体的に女性の求める包容力について書くと、
- 自分(女性)のわがままを聞いてくれる
- 自分(女性)の仕事や趣味を理解してくれる
- 自分(女性)が頑張っている姿を応援してくれる、背中を押してくれる
- 自分(女性)の生活を守ってくれる
- 自分(女性)をまるごと受け入れてくれる
女性が包容力のある男性を求める理由には、大昔から本能が覚えている遺伝子から影響を受けています。
現代社会が急速に発展しているといっても、そんなに簡単に遺伝子が変わることはありません。
あなたが女性からモテたいと思うなら、包容力を身につけるべきだということがお分かり頂けたと思います。
包容力を身につけるには?
いちばん基本で大事なことは、自立した男性であることです。
自分のことは自分でできて、普通に生活できるだけの収入がなければ、他人(女性)を受け入れる包容力を身につけられる訳はありません。
女性はあなたのことを自立した人間かどうかを見極めようとしています。
その期待に応えることが、男性(オス)としてモテるようになるための王道です。
そして、あなたが自立した男性であるなら、余った余裕を女性への気遣いにあてましょう。
女性の「困った」に気づいて、さりげなく助けを出してあげるのです。
これには観察力と行動力が必要です。
女性が何に困っているのか?
助けて欲しいことは何か?
女性が気遣って欲しいと思っていることは何か?
そうしたことに気づいて言葉をかけてあげたり、手伝ってあげると、女性は喜びます。
そうした行動がさりげなくできれば、あなたを包容力のある男性と認めてくれるようになるでしょう。
すなわち、モテるようになります。
簡潔にまとめると、自立した男(オス)になって女(メス)の面倒を見るだけの器量を身につけ、その余裕を女性に対して気遣いをするとモテるようになるということですね。
言うのは簡単ですが、王道を極めるのは簡単ではありませんね。